感想「蒋介石を通じて日本、台湾、中国を学ぶ」講座を終えて
大変遅くなりましたが、12月11、18日と2日間にかけて開催した、
国語WORKS松田先生との今年最後のコラボ講座
「蒋介石を通じて日本、台湾、中国を学ぶ」講座のご報告をさせていただきます。
今回もレアなタイトルなのに30名以上の方がお申し込みをしてくださり、
濃厚なお話を聞くことができました。
蒋介石って、名前は知っているけど、
国共合作で共産党と手を結んでどうたらこうたらで、
私にとって、
という感じのイメージでした。
またこの蒋介石の奥さん、
しかも三番目の奥さんは英語の堪能で綺麗な宋美齢。
この人の印象は、やっぱり
「アメリカ回って、英語で日本の悪口言いまくった、
頭がよくしかも綺麗なおばん(だから余計にムカムカ)」
ということで、
どんな講義になるのかと主催者の私がわくわくどいどきしていたのですが、
松田先生が事前に作ってくださった資料とともに聞いていたら、
なるほどなるほどと、
今まであまりよくわからなかった蒋介石の行動が見えてきて
とても勉強になりました。
さらに、2回の講座を受けた後は
日本がまた同じことを繰り返しているじゃん!
ここは注意した方がいいよねえ、、」という
自分自身の反省点が見つかったので、
ここに書いてみますね。
やっぱり、お隣の国はあらゆる意味で歴史がある大国
(たとえ王朝が続いていなくて一つの国だったとは言えなくても)
として接したほうがいいということ。
これは論うのではなく、用心して、(まあどこの国ともだけど、)
付き合わないとね。。ということ。
ニコニコ弱いふりをされて、
先生扱いされていい気分にされていた時期
「日清戦争の後」と
「第二次世界大戦が終わり、
中国本土が共産党と国民との戦いがあって、
毛沢東がのし上ってあまり経済力のない時」
こんな時に、「協力」「助ける」とはいい言葉だけど、
「みくびる」という気持ちが培われてきたこともあったのかもしれないな。。
と思ったんですわ。
「驕り」
これは肝に銘じて、最大限の尊敬の気持ちを持って付き合う。
だからこそ、同等だからこそ、卑屈な気持ちにならないし、
相手にもはっきり物が言えるし、
下手な情けはかけないで付き合えるのではないかなということ。
また、聖徳太子が隋の煬帝に対して外交してきたこと、
つまり、紆余曲折はあっても、
いくら王朝が変わりまくり
中国が中国という一つの王朝であったことはない
といっても、日本にとっては
中国はいつも聖徳太子が対応した「隋」という大国(いろいろな意味で)
だと思って接していた方がいいし、
それを忘れずにいた方がいいと思ったんですよ。
上記は課題と言えるかどうかわからないけど、
「黒船」がやってきた時って、国民はよくわからなくても、
江戸幕府や朝廷の中にいる日本の官僚、政治家たちは
いろいろな考えがあって、一致団結はできないところがあったかもしれないけど、
ほとんどの人がめっちゃ危機感を持って仕事に取り組んだと思うんですわ。
そこが今とはちょっと違うかな?と思うところで課題だと思いました。
私は、自分がイギリスに住んでいるということもあって、
西洋史の方に興味を持ってしまうのだけど、
今回、初めて蒋介石を通じて日本、台湾、中国のお話を学んで
改めて、いろいろな意味で中国人ってすごいなーって思ったし、
流石に大陸に住んでいるだけあって大陸人の考え方?なので、
いいところも、悪いところも
ヨーロッパ人、アメリカ人とは理解し合いやすい、
これまた色々な意味で共通点がたくさんあるのだなと
再確認もできました。
講師の国語WORKSの松田先生、
今回も素晴らしい講座を本当にどうもありがとうございました。
また、参加者の皆様、
毎回参加してくださる方も、今回初めて参加してくださった方も、
本当にどうもありがとうございました。
また来年も、皆様が興味を持って楽しんで
参加できる講座を開催していきたいと思っています。
令和四年も邁進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ホール典子
PS.この講座にご興味をもってくださった方は、リアル講座は終わってしまいましたが、
動画販売はずっとしていますのでもしよろしければ、動画購入をご検討くださいね。
こちらのページのお申し込み用紙にご記入くださいませ。
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