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歴史教室第4回、、弥生時代

歴史教室

こんにちはー

歴史授業、第4回弥生時代が終わりましたーー。

1万4千年近く続いた縄文時代が終わり、弥生時代になってから、いろいろなものが変わってきました。

まず、土器ですが、縄文時代と比べると、、、、神様とつながりのあるような芸術的な土器から人が使う土器に変わってきます。そして、自然に実っていたものや魚、狩りをして食料を得ていた生活から、大陸から稲作が入ってきたことにより、大勢に人たちが組織的に計画を立てながら生活をするように変わってきます。そのような生活からはリーダーが生まれ、村から国へと発展していきました。

お米を作るには計画的にして、役割分担をし、たくさんの人と力を合わせなければできません。稲作には水が必要ですし、水を引いてきて、せきをつくり水の調節などしなければなりません。そして集落ができたのですが、弥生時代の集落は堀や柵で囲われているのです。なぜでしょうか?

お米が取れて、食べ物を蓄えるということによりか、集落同士が戦うようになったのです。お米文化とともに、大陸からは「戦争」という新しい文化もいっしょにはいってきたようです。

なぜなら、縄文時代に発掘された人骨には「殺された」とみられるものは今のところ見つかっていないのですが、弥生時代と発掘されたものの中から、人が矢じりを15本もあびている遺骨が発見されているからです。

また、弥生時代には、大陸から「金属技術」もわたってきたので、武器もつくれたけれども、農具など便利なものや銅鏡といった鏡など、銅鐸(風鈴みたいな鐘)も作られるようになってきました。

 

さて、、ココで質問です。。(斎藤先生からの)

「あなたが縄文時代のリーダーだったら、新しい文化を受け入れますか???????」

 

生徒さんたちの中ではいろいろな意見が分かれました。

貴方だったらどう思いますか?

 

斎藤先生の授業は、自分がその時生きていたらどうするか??ということをいつも考えながら勉強する授業です。「自分たちの遠い先祖」がどのような選択をしながらバトンタッチをして今に至るか。。。と考える授業なのです。何万年、何前年も前のことなのに、他人事ではなくなっている自分がいることが今は不思議ではありません。なぜなら、最初の授業の「命のバトン」受けているので、今、私たちが生きていることは、奇跡に近いことだと知り、私たちの祖先がどのように自分に命のバトンタッチをしてきたかを知りたいからです。生きていること、生かされていることのありがたみを感じるからこそ、大事に次の世代に昔の人が引き継いできた知恵を丁寧に渡したいと思うので、真剣に考えてしまうのです。

 

生徒さんからの感想文を載せます。

 

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弥生時代の土器や暮らしのことなどをいろいろ学べました。
特に高床式倉庫は湿気を防ぐためだと初めて知りました。
弥生時代では敵がせめてきた時のためにお掘や柵などの設備もしてあって戦争が行われていたこともびっくりしました。(小5)

 

(縄文時代の授業の感想文より)

庚申塔の授業では、文字や図形を読み解く作業そのものよりも、
ずっとずっと昔の時代を生きた人たちの思いを、現在こうして知ることができるんだよ、

私たちはこのころに生きていたご先祖様と確かに繋がっているんだよ、
ということを生徒に伝えたい、ここから歴史に親しんでほしい、と、(おそらく)思われている
先生の気持ちが伝わってきて、そのことに何だかジーンときてしまいました。

もし私が小学生だったら、この先生の思いを受け取れたかどうかは自信ありませんが、

歴史を学ぶ意味に気付いた今、目頭が熱くなるのを感じる授業でした。(女性)

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