こんにちはー。
ご報告が遅れて申し訳ありませんが、「斎藤武夫先生」の歴史教室も早いもので、もう3回終わりました!!
その間に、一人も脱落者もなく、お友達を誘って体験授業に参加してくださったりしています。生徒さま、ご家族の皆様、そしていつも熱い授業をしてくださる斎藤先生に感謝です!!!
さて、第2回は、「庚申塔からわかること」という授業でした。みなさん、庚申塔って知っていますか?庚申塔とは、石でできた石造物のことで、そこらへんを散歩しているとよく見るものですが、ここからその時代の歴史を見ていく授業でした。こういう石造物からその時代にいろいろな時代背景がみえてくることがわかりとても面白かったです。そして、庚申塔からだけではなく、歴史を読み解くときには、その時代の「手紙や記録、言い伝え、封印された文字、建築、道路,行事などなど」を調べていくと意外なことがわかる(本に書かれていたことと違ったことなど)ということなどを学びました。
また、十干干支の読み方も勉強しました。
わたしは49歳で、丙馬(ひのうえま)の次の年に生まれたので、私の学年は人数がすごく多かったのです。他の学年のクラスより1つか2つは多かったんですよ。本当に受験勉強大変だったんですから!!(爆)まあ、そんなわけで、小さいころから、「丙馬の次の年に生まれてきたのに、激しい気性なのに丙馬だったらと思うと。。ふるふるふる。。。。」といわれてきたので、「丙馬」の由来や言葉は知っていましたが、十干干支をすべてしているわけでもなかったので、(お恥ずかしながら)「なるほど、こうやって60年に一回まわってくるのか」と今頃分かりわかりました。
そして、第3回は「縄文時代」
いっやー縄文時代、、すごい!!16000年前に、土器を作り、ネックレスを作り、土器があるから水を湯で、食べ物を煮たり干したりして料理を作り、洋服を縫い、そんな生活が約1万4千年続いたとは。。漆塗りまでこのころに作られていてびっくり。
縄文時代というと、なんだか原始的な生活を想像してしまっていたけど、最近の研究では全然そんなことがなかったことが、発見されたものからわかるのです。
発見されたものから想像できるということは第2回の庚申塔の授業でやっているから、身に染みてよくわかるのが斎藤先生の授業のよいところなんですねえー。
この縄文時代に日本の国がゆっくり熟成されたともいえます。この時代に発掘されたものでは、
1.人を殺す武器
2.頭を勝ち割られたり、武器で殺された人がいない(そういう人骨が発見されていない)
平和で人々が共存して生きていたことが、これまた発掘されたものでわかるのですよ。
土偶があり、土偶は自然の豊穣を祈る形式だったと考えられていて、自然に神を感じるだけではなく、支所を葬るときのお祈りの言葉などが始まり、日本語のもとになる言葉が生まれ、神話や伝説といった民族の物語がゆっくりと形成されていったのだといいます。
日本はお米を作ったりする、稲作文化は弥生時代から生まれたというけれども、稲作をすることが必要にないほど、自然の恵みがありのんびりと生きていけた時代だったのかもしれない。。と斎藤先生はおっしゃっていました。
江戸時代の265年間の平和な時期に文化が発達したというけれど、縄文時代もそれに匹敵するくらい熟成された時代だったのかもしれないなあなんて想像が膨らむ楽しい授業でした。
第1回目のご先祖様の授業の感想文です。
男の子(12歳)ロサンゼルス在住
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